
普段の暮らしの中で、ふと立ち止まって自分だけの時間を持つことは、ありますか。
私は最近、
「己書(おのれしょ)」
を描くひとときにすばらしい魅力を感じています。
己書とは、書き方のルールにとらわれず、
筆ペンを使って自由に文字や絵を描く書のこと。
実際に自分で描いてみて気づいたのは、上手下手に関わらず、
没頭して筆を走らせる時間そのものが、心にゆとりを与えてくれるんです。
季節の言葉と絵を一枚のハガキに込める楽しみ
己書では、好きな言葉と季節のお花を組み合わせて作品を作ります。
写真にあるのは、私が描いた4枚のハガキです。
「秋明菊」「紅葉」「大菊」「秋桜」
といった季節の植物に言葉を添えています。
「自信は『ある』ものではなく自分でつくるものなんだよ」や
「日々是好日」など、言葉を力強く書く作業はすばらしいものだと思います。
筆の滑らせ方や墨の強弱によって、自分だけの味が出るのが面白さだと感じています。
無心になれる時間が暮らしに小さなゆとりを生む
日々の仕事や家事、雑事に追われていると、
頭の中が思ってる以上に忙しくなってしまうことがあります。
そんなとき、紙と筆ペンを広げて集中し始めると、不思議と心が落ち着いてくるんです。
文字の太さや線の丸みに集中している間は、日常の悩みから解放されます。
この「無心になって描くひととき」こそが、
暮らしにゆとりをもたらしてくれるんだなぁ、、と感じています。
身近な道具ですぐに始められる手軽さ
己書を始めるために、難しい道具をたくさん揃える必要はありません。
筆ペンとハガキがあれば、すぐにスタートできます。
イラストを描く際には、水彩絵の具や水彩色鉛筆を使うと、柔らかい雰囲気になります。
写真の作品のように、赤いもみじや黄色い大菊を色付けするのもすばらしい楽しみです。
準備や片付けが簡単で、省スペースでできる点も無理なく続けられる理由です。
まずは、手本となる己書から、マネしてみるのがいいと思います。
上手下手ではなく「自分らしさ」を楽しむコツ
初めて挑戦するときは、「うまく書けるかしら」と不安になるかもしれません。
私も最初は肩に力が入ってしまいましたが、己書には正しい書き方の決まりがありません。
太い線やかすれた線も、すべてその人の個性として味のある作品になります。
完成したハガキを部屋に飾ったり、大切な人に贈ったりすることで、
毎日の暮らしに彩りとゆとりが生まれるんですね。


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