観る力・聴く力とは?

「見えている」「聞こえている」だけではない大切な力

勉強するとき、子どもたちは目や耳からたくさんの情報を受け取っています。

でも、

「見えている」ことと、「見たものを学習に活かせる」こと。

「聞こえている」ことと、「聞いたことを理解して行動できる」こと。

実は、少し違います。

かのりん学習教室では、こうした学習を支える力をわかりやすく、**「観る力」「聴く力」**と呼んで大切にしています。

「観る力」って、どんな力?

ここでいう「観る力」は、視力のことだけではありません。

文字や数字を見分ける。

文章を順番に目で追う。

必要なところを探す。

位置や形を捉える。

見たことを覚えておく。

こうしたことも、学習では大切な「観る」活動です。

たとえば、

・文章を読むと行を飛ばしてしまう
・似た文字や数字を間違える
・筆算の数字がずれてしまう
・黒板を書き写すのに時間がかかる
・図形が苦手
・たくさんの文字の中から必要なところを探すのが苦手

といった困りごとが見られることがあります。

そんなとき、

「ちゃんと見て!」

と言うだけでは、うまくいかないこともあります。

「どんな見方ならわかりやすいかな?」

と考えてみることも大切です。

「聴く力」って、どんな力?

「聴く力」も、単に音が耳に聞こえているということだけではありません。

先生の話に注意を向ける。

ことばの意味を理解する。

聞いたことを覚えておく。

順番を整理する。

そして、聞いた内容をもとに行動する。

学習では、こうした力を組み合わせて使っています。

たとえば、

・先生の話を最後まで聞くことが難しい
・何度も指示を聞き返す
・一度にいくつかのことを言われると混乱する
・「何をすればいいの?」とよく聞く
・話を聞いていたのに内容を覚えていない
・長い説明になると途中からわからなくなる

といった様子が見られることがあります。

そんなときも、

「ちゃんと聞きなさい!」

だけでは解決しないかもしれません。

本人は聞こうとしていても、聞いたことを理解したり、覚えておいたりするところで困っていることもあるからです。

得意な方法は、一人ひとり違います

絵や図を見るとわかりやすい子。

ことばで説明してもらうとわかりやすい子。

短い指示なら理解しやすい子。

一つずつ順番に説明すると取り組みやすい子。

子どもたちの「わかりやすい」は、一人ひとり違います。

だからこそ、

「できない」ではなく、
「どんな方法ならできるかな?」

という視点を大切にしています。

かのりん学習教室では

テキストや音声ペンなども使いながら、

聴く → 観る → 覚える → 考える → 答える

という活動に取り組みます。

最初は、その子が無理なくできるところから。

できたら、ほんの少し次のステップへ。

一人ひとりのペースを大切にしながら、さまざまな学習活動を経験していきます。

「ちゃんと見て」「ちゃんと聞いて」で終わらせず、
どうすればその子に伝わりやすいのかを一緒に考える。

それが、かのりん学習教室が「観る力」「聴く力」を大切にしている理由です。

※ここでいう「観る力」「聴く力」は、視力・聴力の検査や医学的な診断を意味するものではありません。

タイトルとURLをコピーしました